• DOCTOR'S COLUMN
12.09.25|10人に1人は永久歯欠損
28本の永久歯のうち、数本が何らかの原因により作られず、欠損している「永久歯先天的欠損」の子どもが10人に1人いることが、日本小児歯科学会の調査で分かりました。
場所的には、顔の中央から5番目に生える第2小臼歯(奥歯)と、2番目に生える側切歯(前歯)で多く認められました。
7歳の段階でエックス線写真上において永久歯の歯胚が確認されないと、約9割の確率で欠如するとされています。乳歯は普通に生えていることが多い。

永久歯の先天欠如は原因が確実に解っていない為、予防ができません。
また、永久歯が欠如していると、噛み合わせが悪くなり、虫歯や歯周病になる可能性が高くなります。そのため噛み合わせを治す矯正治療や、ブリッジやインプラントなどの治療が必要になりますが、その多くが自費治療になります。

本来永久歯は、乳歯が脱落したその真下から生えてきます。しかしその永久歯が欠如していると、乳歯は脱落せず、30代、場合によっては40代まで残ることもあります。乳歯は、永久歯に比べてむし歯や歯周病が進行しやすいですから、永久歯以上に予防対策が重要になります。
 
 
 
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